見返りを求める善意はただの迷惑。
人生において成し遂げたいと思っている物事の大半は、一気に終わらせようとせず、少しずつ時間をかけた方が、よりすばらしい成果とより大きな喜びをもたらすのです。
フロントガラスがバックミラーより大きいのは、これまで通ってきた場所よりもこれから行こうとしている場所の方をたくさん見なさいということなのだろう。
善意の行動は、あとのことは考えず、やりっ放しにしたほうがいいということでしょう。
「こんな良いことしてやった」と考えたら負けです。
良いことしてるという意識すらせずに、善を行うことができるようになればいいですね。
資本主義の世界で生きていると、自分に利益のある行動が、他人にとって不利益になるなんてことは日常茶飯事です。いちいちセンチに考えちゃうと、明日の飯にありつくことも危うくなります。いつもWIN-WINの関係を築くことが理想ですが、やはり理想にすぎないのかもしれません。
利益の獲得は、企業単位でも家計単位でも重要な問題ですが、これで十分というラインを決めるのは難しいです。世の中の人の大半は「金はあればあるだけいい」と思ってます。僕もそうです。「金なんかいらない」って言う人は本物の大金持ちか、世捨て人でしょう。ただ、金持ちじゃなくても足ることを知り、お金に惑わされない心を持つ方が幸せであるのは間違いありません。
自分の利益のために、他の誰かが犠牲にならないこと。
できたら、自分にも他の多くの人にもメリットがあること。
これを少しずつやっていければいいなぁ…と思います