我等のつとめは成功にあらず、失敗にたゆまずして更に進むことなり。
無理に強いられた学習というものは、何ひとつ魂のなかに残りはしない。
技術を追求すると、そこからさまざまなアイデアに行き着くことが多いものです。
研究開発を職業にしている人の中には、入社して10年も経つのに、自分の研究がひとつも製品化されない人もいるようです。同じような内容のものが他社で先に製品化され、開発が成功する前に陳腐化してしまうこともあるでしょう。運良く製品化されても、ヒットしなければ、開発費、生産ライン、流通などのグロスで赤字になり、成功とは言われないかも知れません。
そう考えると、世に出る前の段階では、何もかもが失敗の山なのです。
失敗の山の中に、ごくわずか成功の種があるだけなんですね。
そもそも、失敗だらけなのだから、失敗を恐れることなんて馬鹿げています。
興味がわいたら、さっさとやって、失敗すればいいのです。
興味を失わないうちは、勉強もするし、やってるうちに小さな成功に行き当たることもできるでしょう。
悔やむのをやめて、明日も元気に失敗しましょう!