どんな苦しい状況でも、ときには絶望かと思われるような状況でも、必ずできることはある。
本当に幸福になれる者は、人に奉仕する道を探し求め、ついにそれを見出した者である。
成功しようとしてもがくのはやめよう。それよりも、もっと価値をあげることに努力しよう - アインシュタイン
「苦しい状況になったことがない」なんて人はいません。
何をして苦しいと感じるかは、おおいに個人差のあるものですが、人間は生きている間に、苦しみを多少なりとも味わわねばならないのです。
苦しい状況に陥っている理由がわかれば、まだ幸せなほうで、理由すらわからない場合もあります。
いずれにせよ、嘆いていても何も変わりはしません。
たいていの場合、原因不明の出来事は長期化しません。
原因がわかっている場合は、考え方を変えるなり、行動を変えるなり、なにかしら「やるべきこと」があるものです。
人も会社も国も「苦しいとき」を迎えたときが勝負です。
業績が下がったり、賃金が下がったり、景気が悪くなったり。
こういうときに、私、我が社、我が国を、どれだけ二の次にできるかが勝負です。
苦しいときに、自分の利益や保身を考えないというのは、ものすごく難しいことです。
でも「苦しい状況」の中で人を思いやり、貢献し続けることが、結局は苦しみから脱出する最短の道だと思うのです。
成長のプロセスには、必ず「苦しみ」があるのだから、「苦しさ」は成長の証です。
そう考えれば、まんざら悪いものでもないでしょ?
乗り越えれば、前よりましな自分がいたりするものです。