2010/03/19

超私的Twitterの愉しみかた


Twitterデビューして、2ヶ月たちました。
はじめは、自分で発言することもなく、ただタイムラインを眺めていました。
「誰でも見ることができる発言を公開する」ということに抵抗があったのです。
そんな僕も、いつの間にやら、日に何度かつぶやくようになり、いまはブログまで書くようになってしまいました。
Twitterは、おそらく最も簡単に情報をアウトプットするツールです。
アウトプットを心がけるようになると、インプットの質が変わります。
良い情報が入ったときに、すぐにアウトプットする習慣がつくと、情報のクオリティや影響範囲などを意識しながらインプットするようになるのです。

情報収集ツールとしても優秀、でもね…
Twitterを始めるまで、情報収集のメインはRSSでした。
登録FEEDが150ぐらい、一日の記事は約2000。これだけ読むのもたいへんなところにTwitterです。
「たいへんだぁ…」とため息混じりでタイムラインを追いかける日々でした。
Twitterのタイムラインは、RSSと違って、人間味があります。あたりまえですけど。
Followする人を上手に選べば、S/N(有効なシグナルとノイズの比率)も良好です。
しかし、24時間、ぶっ通しでタイムラインをにらみ続ける訳にもいきません。
"ゆるいつながり"と言われるTwitterですが、RSSと同じような感覚で、全部目を通そうなんて思うと"キツイ"んです。
そんな時に、Twitter Searchという便利なサイトがあるのを知りました。
Twitter Searchは検索条件を指定して、RSSをリーダーに読み込ませることができます。
気になる発言を連発する人の読み逃しが無くなって、安心して眠れるようになりました。

例)佐々木俊尚さんの発言で、リンクがあるものだけを抽出する。

超私的ついーと 

Twitterは、基本的に自分以外の誰かに対して情報を伝えるツールだと認識していました。
でも、タイムラインを見ていると、"人につぶやく"以外の使い方をしている人もいますね。誰かに対してではなく、自分のメモとしての使い方です。
行動logであったり、Bookmarkであったり、便利に使っている人が大勢います。
そして、それがタイムライン上にあっても、さほど気にならなかったりします。
「なるほど!」と言うわけで、自分のためにつぶやくbotを作りました。
1つは時刻をつぶやくTime_JP
もう1つは、長いこと書きためていた好きな言葉をつぶやくeverfree_jpです。
どちらもtwitter bot GENERATORを利用して作っています。
everfree_jpは、一日に3つ僕の好きな言葉をつぶやきます。
いまは1000ぐらいの言葉を登録して、ランダムにつぶやく設定にしています。
タイムラインに6時間に一回は、絶対に好きな言葉が現れます。
さらに、つぶやいた言葉は、一日分まとめてtwtr2srcでメールにして送られてきます。
それにコメントを書き加えてメールで転送し、このブログで公開しています。
ひとつひとつの言葉も良いのですが、3つ組み合わされたときに、また違った感じ方ができて楽しいです。
そういう意味では、このブログも超私的、いちばんの読者は自分です。


あなたも僕も世界のニューロン

唐突ですが、ニューロンは神経細胞です。その機能は情報処理と情報伝達に特化しており、動物に特有のものなんだそうです。Twitterをやっていると、インターネットはただの知恵袋じゃなくて、情報伝達の手段として非常に有効であると気づきます。
ひとりひとりがニューロンで世界という脳を構成しているイメージが浮かんできます。
「入ったシグナルは処理して伝える」
地球の裏まで0.6秒。
世界の善意というフィルターを通り抜けた情報は、長く記憶に残り人類の財産になっていくでしょう。つぶやくだけで、世界の一部になり、誰かのために役立っていると思うと、ちょっと幸せな気持ちになりますね。