本物のブランドとは、伝統のスタイルと技術に根差しながら、常に新しい変化をつくり出すものだ
貧困は、気高い心を堕落させることはできないし、富は、卑しい心を高めることはできない。
愛あるところに人生がある。- マハトマ・ガンジー
iPadがいよいよ発売されるということで、その話題で持ちきりです。
SoftBankの独占なのか、SIMフリーでDocomoが参入するのか、まだ結論は出ていません。
情報との接触の仕方は、劇的に変化し、いずれ電波がエーテルのように日本中に満ちて、いつでもどこでもつながる環境を手に入れることでしょう。空気や水のように、情報もそこにあることがあたりまえになっていくのだと思います。
きょう、NTTが1Gbpsの無線LANを開発したというニュースがありました。
どこまでが有線で、どこからが無線か?
イノベーションを睨みながら、判断しなければ、余計なお金を使ってしまうことになるでしょう。
変化を推進する者に、必要な視点は、残るモノと完全に置き換わるモノを切り分けて考えることです。
VHSはDVD、あるいはBlu-Rayに完全に置き換わります。
アナログテレビはデジタルテレビに完全に置き換わります。
しかし
CDは、mp3に完全に置き換わるでしょうか?
本は、紙からデータに置き換わるでしょうか?
テレビは、UstreamやYoutubeに置き換わるでしょうか?
ビジネスモデルは変化しますが、完全に置き換わらないモノに関しては、存在意義を棲み分けながら、今後も共存、補完、発展の道を進むのが正しい方向性だと思います。
新しいモノが出てきて、いち早く取り入れた人たちは、古いモノを滅びるモノと言ったりしますが、完全に置き換わるイノベーションでない限り、滅びるというのは乱暴な言い方だと思います。
どっちもあって、どっちも便利。
それが理想なんですよね。