時代やテクノロジーが生み出すものもあれば、滅ぼすものもある。滅びていくものは、いつも変化に抗い、受け入れようとしないものだ。
逆境、失敗、不幸は、幸運の種子
「餅は餅屋」っていうけど、いつまでも同じ餅だけをつくっていては技術革新はできない。技術は日進月歩だから、技術屋は同じ餅だけつくってちゃ駄目なんだ。
「300年変わらぬ、老舗の味」
とかって聞くと惹かれますねぇ…。
世の中には、変わってほしくないものもありますよ、実際。
注目すべきは、ニーズなんでしょうね。
老舗の味は変わってほしくないのが、ニーズなんです。
だから、変わらないでいることが世の中のためになる。
音楽の配信、ファイル化がCDを駆逐したように、本、雑誌、新聞がネット配信され、駆逐される日も、そう遠くないかもしれません。
インターネットやツイッターが無い時代には、メディアがほとんど唯一の情報発信源でした。
巨大メディアのビジネスモデルは、ソーシャルな言論空間に駆逐されると予想する人も大勢います。
メディアは、一方的に伝えることに慣れすぎて、ニーズを訴求することをあまりしていませんでした。せいぜい、視聴率とかを物差しに、うんぬんするだけで、情報の価値とニーズについては、独善的であったことは否定できません。
ビジネスモデルは変わっても、メディアの存在価値は残るように、変化することは必要です。
情報の価値は、情報を受ける人の価値観によって、さまざまに変化するので、一概に値段を付けられないものです。
マスが崩壊しても、最後に残るもの。
やはり、信頼こそが情報に対する究極のニーズなのかもしれませんね。