ゆるぎない信念は思考を"力"に変え、限界を打ち破る。
聞いたことは、忘れる。見たことは、覚える。やったことは、分かる。見つけたことは、できる。
やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ - 山本五十六
名選手が、かならずしも名監督にはならない。
そりゃそうですよ。
プレーヤーの仕事と、コーチの仕事は全く別物ですから。
もちろん、プレーヤーとしても素晴らしい仕事をして、指導者としても実績を残す人はいます。
プレーヤーである間に、自分の成長だけではなく、後輩にアドバイスすることを心がけていたり、サポートを上手にしながら、後輩に仕事してもらったりという習慣が身についている人は、後に良い指導者になれる可能性がありますね。
プレーヤーとコーチの人間関係における圧倒的な違いは、プレーヤーであるうちは、わりと自分の好みで人を選ぶことができるけど、コーチの立場になると、好き嫌いとか、合う合わないに関係なく、面倒をみなきゃならないし、成長を促さなきゃならないってこと。
自分のために努力して、名プレーヤーになった人って、自分のために努力することなんて、あたりまえのことだと考えがちです。
だから、いざ、自分が指導者になり、努力が足りない部下をみるとイライラしちゃうんでしょうね。
器用にサクサク仕事できない人もいます。
でも、そういう人も、戦力として見なければ、良い指導者とは言えません。
名コーチっていうのは、人の長所を見つけて、引き出すのが上手にできる人のことを言うんですね。
自分が仕事するんじゃなくて、人にうまく仕事してもらうのが、腕の見せどころです。