2010/06/23

他人に変って欲しければ…


親密な仲にも隙間をあけるがよい、二人の間を天の風が舞うように

他人に変って欲しければ、自ら率先して変化の原動力となるべきだ。- マハトマ・ガンジー

「自分の人生」を生きている限り、それがどんなに苦しいものであろうとも、人は後悔しません。

他人に変わってほしい時って、どんな時でしょうか?
あなたの身の回りに、変わってほしい人はいますか?

仕切れない上司
仕事しない同僚
できない部下
冷たいやつ
おせっかいな人

まあ、いろいろいるかもしれません。
こういう人に出くわしたとき、あまり気にせず淡々としていられる人はいいのですが、気になって仕方がない人は、とんでもないストレスを感じるのでしょうね。
気になりだすと、ついつい文句が口をついて出てしまいます。
いつのまにか、あなたも文句の多い迷惑な人の仲間入りですね。

そもそも、他人は変わらないものだと思います。
自分自身を変化させることの大変さを思えば、他人が変わる、まして人の影響で変わるなんて事は一種の奇跡ですよ。
それでも、実害があるときは、変わってもらわなきゃならないこともあります。

さて…どうしましょう?

ガンジーは、自ら変化の原動力となれ
と、言っています。

難しいですよ…
だいたい、変わってほしいと思う人に、それほどの思い入れは持てませんから。
親身になり、愛情を持たないと「変化の原動力」にはなれません。
そこまでするかな?
自分が柔軟に対応できるように変化しちゃったほうが早いような気がしますね。

どんなに仲の良い人とでも、距離感を誤ると、摩擦が生じるものです。
相手によって、その距離は違いますが、かならず適切な距離があります。
毎日イヤな人と顔を合わせなければならない切ない状況でも、精神的な距離というのは自分でコントロールできるはずです。

人生の達人になると、イヤな人からも、何かを学び取って自分の栄養にしてしまうみたいですね。
そういうふうにできれば、自分にとって害になる人間なんていないわけですから、生きるのが楽になるんじゃないですかねぇ。

まぁ僕は、まだまだですけど…。