チームに弱点はあったほうがいい。そのほうが皆、肩を寄せ合う。
三流は人の話を聞かない。 二流は人の話を聞く。 一流は人の話を聞いて実行する。 超一流は人の話を聞いて工夫する。- 羽生善治
異論の人間がいた方が、活気があってよい。- 坂本龍馬
チームを組んで仕事をするとき
その中には、様々な人がいる。
ひとつのヒントで、十も二十も仕事をしていく人もいれば
十や二十言ったところで、さっぱり働かない人もいる。
サラリーマン社会は、やった人と、やらない人に、待遇の差が大きくつかない。
日本が「世界で最も成功した社会主義国」と言われるのも、まんざら間違っていないような気がする。
仕事をしない(できない?)人を、するように仕向けるのは、たいへんなエネルギーが必要だ。
だいたい、世の中の管理職が悩むのは、仕事をしない人を部下に持つからだ。
出来る人は、待遇やポストに不満を言うよりも、出来る限りの仕事を精一杯やったほうがいい。
できない人の分まで、仕事が回ってきても、筋トレだと思ってやったらいい。
だいたい、出来ない人の預かっている仕事は、それほど難易度は高くないのだから。
どんなに優秀な人間にも、弱点があるように
どんなに優れたチームにもウィークポイントはある。
弱点を嘆くより、優れた点をよりよく伸ばす方が効率が良いのは、人もチームも同じだ。
ウィークポイントがあるからこそ、ストロングポイントが明らかになるんだから
ウィークポイントには、それなりの存在意義があるってことだよ。