2010/06/04

何歳になっても、人の話は聞こう


あなたが何歳であろうと、その年齢を楽しむことだ

とても重要なものもあれば、全く重要でないものもある。 その違いを知るために、わたしたちには人生が与えられている。

自分の意見を持つためには、自分の考えを掘り下げ言葉にしなければならない。

感情が発する言葉も、思慮が発する言葉も、同じ言葉として捉えられがちです。
例えば、誰かを非難するとき、自分の立場からだけ言っているような言葉は、意見にならないものです。
相手の立場や主張も、考慮に入れた上で公平な判断をするのが、正しい意見の出し方なのだと思うのです。

自分の主義主張が正しいと思えるからこそ、強い信念を持てるのでしょうが、対立する考えを排除するだけの主張であれば、まだ、考えが足りないのかもしれません。

自分の理解を超える考え方を取り入れてこそ、正しい判断ができるのではないでしょうか?

若いときは、先人の背中を見て、歩むものです。
意見も知識も、吸収しようと心がけています。

歳をとると、自分の先をゆく者が、だんだん減っていきます。
そのときに、若い人の意見に聞く耳を持つだけでも、ずいぶんと自分の考えの幅が広がりますね。