2010/06/14

人生は自転車に乗って走ろう


あなたには、あなただけが贈ることのできる贈り物があります。 それを贈るのです。

人生とは自転車のようなものだ。倒れないようにするには走らなければならない。

失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければ、それは成功になる。- 松下幸之助

人生において、事をなすというのは、普通の人間にとってはハードルの高いことです。
自分のことや、自分のまわりのことで精一杯で、範囲を広げて「世のため人のため」に生きるなんて、並大抵ではできません。

でも、小さな範囲でしか影響の無い生き方であっても、それを嘆く必要はないのです。
自分は小さい人間だなんて思わずに、いま居る場所で、精一杯生きているだけで、人生の修行としては十分だと思います。

それぐらい、生きていくことって大変なことなんですね。

生きていくためには、食べなければならない。
食べるためには、お金を稼がなければならない。
死ぬまで、食べなければならないというのは、プレッシャーですね。

プレッシャーを感じながら、毎日一歩ずつ歩くのはたいへんです。
だからこそ、人生は歩いているのではなく、自転車に乗っていると思ったほうがいいのかもしれません。
自転車は、止まっちゃうと倒れますが、一生懸命漕いだら、しばらく惰性で走ることもできます。
坂道を下るときには、黙っていても走ります。
追い風のときにも、漕がなくても走ります。

自転車で風を切って走るのは気持ちのいいものです。
プレッシャーを感じて歩むより、気持ちよく自転車に乗って人生を走りましょう!