教養とは、この世でいままでに語られ、かつ、考えられた最もよいものを知ることだ。
私の関心はいつも未来に向いている。なぜなら… 私の残りの人生をそこで過ごすのだから。
たいていの人は、物事を「いい」か「悪い」か、つまり「定性的」にしか捉えていません。そうではなく、「定量的」に考えてみる。いい悪いではなく、ナンボで考える。
賢い選択ができれば、人生は豊かになりますね。
賢い選択ができるようになるのが、教養を身につけるということではないでしょうか?
身につけるべき教養というのは、どの時代にも一定ではありません。
最近は、情報処理の速度や、情報の中から本質を推定する力というのが、とても大切な能力になってきました。
インターネットも携帯電話も無かった時代の教育には、あまり必要無かった能力が、いまの時代には必須の能力になりました。
昔の知恵は、この先、通用するかどうかで、その重要性が変わってきます。
何かを学ぶときに
「その知識は少なくとも、この先10年はすたれない」
と、確信の持てるときは、おおいに学び、一過性のものならばスルーする。
この、スルー力っていうのも、とても大事な教養になってきましたね。