2010/06/14

プライベートのTASKは空にしない


私たちのほとんどは「やるべきこと」がなくなってから、リラックスしようと考えている。人生の「書類入れ」がカラになることはぜったいにないのに。

弱い人間は率直になれない

正直に自分の無知を認めることです。そうすれば、必ず熱心に教えてくれる人が現れます。

日本人は休みをとるのが下手だと言われています。
イタリア人の昼休みの長さや、オーストラリア人の1ヶ月のバケーションなんて話を聞くと「よく、平気でそんなに休めるものだ…」と思ってしまいます。
やはり、僕も日本人なのでしょうね。

でも、これって単にお国柄の違いっていう話なのでしょうか?
日本人は、休みが取れないのではなくて、有意義に休めないのではないでしょうか?
日本人は、勤勉だと言われますが、実は休みを与えるとサボってしまうのではないでしょうか?

ゆとり教育は失敗しました。
本来は、学校に拘束される時間を減らして、高度な勉強をしたい人は勉強をし、音楽、芸術、運動などの能力を伸ばしたい人は、そのために時間を使う、というのが目的だったはずです。
でも、ゆとり教育で育った子どもたちは、単純にサボってしまった。
まあ、子どもですから無理も無いのですが…。

では、大人に休みを与えると、どうなのでしょう?
実際、あまりいいことは起きないですね、日本では。
仕事以外のTASKを持っていない人が多いのです。

仕事のTASKは、週末には空っぽになるほうがいいのです。
でも、プライベートのTASKは、いつもいっぱいのほうがいいのです。
そうすれば、いつでも意味のある休みが取れるのです。

プライベートのTASKなんて…とバカにしてはいけませんよ。
人生って、プライベートで出来ているのですから…。